退院してから    その2

急遽入院となり
今までの2Fではなく
違う階への入院にまりました。

1泊してなにも変化がなく
血も吐かず大丈夫かなと思ったのですが
翌日にはレントゲンにもう一度血液検査に尿検査をして
今度は呼吸器科の先生に見てもらいましたが
原因はやはり判らずに
結局そのままもう少し入院しましょうとなりました。

抗生物質を2種類と炎症を抑える薬を
処方され飲み続ける事になり
3日目にまた咳き込むと
急に呼吸がしにくくなり酸素吸入率を見ると
通常は98%くらいなのが70%台に
あわててナースコールを!

そのまま咳き込んでいると
なんと親指大の血の固まりが出ました
それも固まってゼラチンのようになった
不思議な固まりです(汗)

そのころ周りでは急変ということで
血管外科の先生に呼吸器科の先生が来られて
大ごとになっていましたが
固まりが出てしまうと
呼吸はもとに戻り酸素吸入率も元に戻り
通常と変わらぬ状態になりました。

その後はなにも変化なく
そのまま8日間入院して退院となりました。

家に帰ってからパソコンで
色々な症状を検索にかけてみると
声が出ないのは気管切開が原因ではなく
手術の後遺症で反回神経麻痺ではないかと
いう疑問が出てきて
その反回神経麻痺によって
今回の肺炎は誤嚥性肺炎ではないかと
との疑いが濃くなり
耳鼻咽喉科が専門ということなので
地元の病院で受けようと思いましたが
行く前に電話で問い合わせてみると
そんなに大きな病気をやった人は
うちでは見れないと地元の医者はことごとく断られ

初診ではプラスの料金が発生する
大きい総合病院へ結局予約して行くことになり

鼻からファイバスコープを入れて
見てもらうと予想していた通り
反回神経麻痺という診断でした。

そこの先生が言うには
時間が経てば声が出るようになる事もあるが
このままでない可能性もあると
やはり術後半年位は様子をみて下さいと
血管外科の先生と同意見でした。

肺炎は誤嚥性だろうと
そして喉は治るのかと聞くと
声は少しづつだが出る様にはなると
喉の調子も慣れてくるだろうと

手術等では治らないのかと聞くと
声の手術は手術をしたからと言って
必ず出るようになる方法は『ない』と言われました。
そしてとてもリスクが高いとも言われ
がっかりしました。

しかしその4か月後に千葉西で
三田病院の駒澤先生を紹介してもらい
見てもらうと手術をすれば
すぐに元のように話せますよと言ってもらいました。

そしてその後は2月10日に書いた
反回神経麻痺は治る!?』に続きますw