いよいよ入院       第17話

7月1日
いよいよ入院の日がやってきました。

元気なのに入院するのは
とても変な感じです。

8日が手術予定日で
1週間も時間があるので
長いなと思っていたら6日に変更になり
うれしいのかなんなのか微妙でしたw

でもすべて前向きに考えないと
やって行けないので
手術まで楽しく過ごそうと思いました。

手術までの5日間
毎日、いろんな人が
元気なのにお見舞いに来てくれて
ほんと心強かったです。

特に3日の日は
うちのお気に入りの部下(笑)
が来てくれて
なんとはしゃぎ過ぎて
血圧が180越えちゃって
大変だったのをよく覚えていますw

そしてその時に
もしもの時の為にお世話になった人達に
書いた手紙を預かってもらいました。

1日と2日の夕方から夜にかけて
15通近く書いたのですが

色々な人を思い出して
あまり重すぎない様に心がけて
なるべく明るくさよなら出来る様に
書こうと思ったのですが

だんだん涙なしには書けなくなり
娘の所で書けなくなるくらい泣いてしまい
こんなに強く思っていたのかと
自分に驚かされました。

そしてこうやって
もう最後だと思って
周りの人と向かい合ってみると
こんなに深い感謝の気持ちが
湧き上がってくるのにも驚かされました。

いつもこんな気持ちで
暮らせたら穏やかな人生になって
いいのになって思いもしました。

そしてなぜかその後の
4日、5日、6日の朝の記憶が
まったくないのでした。

稀に大手術の時にあるらしいのですが
僕の記憶はどこに行ってしまったのでしょうかw